2013/11/17: 奥多摩町古里を歩く;木瓜爺撮歩71-04 小丹波・愛宕神社  (No.1777)

これから行く愛宕神社は、JR青梅線の古里と鳩ノ巣の間にあるトンネルの上を越えて行く山の上にあります。地図で見ると411号線(奥多摩街道)から入る一本の道しか書かれていません。

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街道に出たのは、郵便局と警察の間でした。ここで右に行きます。ちょっと先に、川乗山登山道m71-4-8541の標識がありました。昔の登山地図ですと丹叟院のあたりからアタックする道だったと思いますが、これは比較的新しい道なのか?

勿論、これは無視しして街道をたどります。

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「奥多摩福音の家」と書かれた看板。クリスチャンの人々のキャンプ場などがある施設です。

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紅葉はかなり進んでいるようですね。木瓜爺はクリスチャンではありませんが、クリスマス生まれですから、ちょっと覗くくらいは・・・・いや、やめとこう。神様に叱られるかもしれない・・・

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さらに進んだところで、道路の向こう側に「寸庭橋」を示す道標発見。寸庭橋というのは、鳩ノ巣渓谷遊歩道のスタート場所です。この撮歩71でも、これを渡ることにしています。はてな、この標識があると言うことは、場所的には愛宕神社参道の前に来ている筈なのだけど? 通り過ぎてしまったのかな?

m71-4-8547通りかかったおばあさんに尋ねてみました。すると「愛宕神社の参道はそこだけど・・・」ちょっと後方を指さします。振り帰ると成る程石段があります。向こうの看板に気を取られて、前を通り過ぎていたのです。おばあちゃんは何か言いたそうだったのですが・・・・「ああその石段を上がれば良いのですね。ありがとうございました。」

入口に戻りますと、鳥居も見えています。長い長い石段のようです。ここまでは覚悟していた通りなのですが・・・

鳥居までは、歩きやすいコンクリート階段でした。

鳥居には「愛宕神社」の額。 前を見て愕然。階段が急なのです。左の方にある青いしくり見たいなもので、角度を見てください。あそこで30度はあります。その先は、もっと勾配が大きくなっています。さきほど、おばあちゃんが言いたかったのは、このことかも知れませんね。

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m71-4-8550「うへーっ」です。しかも、大きな石の段に変わりました。とにかく登るしかない・・・もう写真を写す余裕はなし・・・ひたすら登ります。

息が切れると言うほどスピードは上げていないので、それは心配ないのですが、心配なのは下るときのこと。斜めになった石段に杉の枯れ枝が載ってるので、除去しながら進行。

ちょっと息が弾んで来たところに、一息つける場所を発見。m71-4-8550-7007

小さなお社です。覗いて見ましたが、何か分かりm71-4-8550-7008ません。稲荷神社ではないようです。ひょっとすると、上まで行けない人用に、下の宮を作ってくれたのかな?

「どなたか存じませんが、上まで歩かせてください」変な願い事をして、また一心不乱に登ります。どうみても、行きはよいよい、帰りはこわい」道です。

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やっと到着。左側が愛宕神社。赤い鳥居はお稲荷さんとして、その右にもう一つ社、いやその後ろにも一つ小社がありそうです。息を整えながら、お詣りします。

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間違いなく愛宕神社。愛宕神社というのは全国で900あるということになっていますが、実際はもっと沢山あると思えます。総本社は京都左京区にある「阿多古神社」という話です。でも、元を考えると、山岳信仰と結びついた「愛宕権現」があちらの山、こちらの山にあったのでしょう。祭神はかなり複雑で、明治以降は「伊弉冉尊」を初めとして五柱くらいの名前が上がってきます。なぜ、くどくどこんな事をかいているかといと・・・この社殿でとんでもない(?)発見をしたからなのです。

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たてられた、御串の後ろに、変な物がみえたのです。石の像、それも蓮台に乗っているでしょう。m71-4-8554-7012えーっ! 愛宕権現って、天狗様でもないくて、お地蔵様なの? 前の物をどけるほどの勇気はありませんので、G9を忍び込ませました。

間違いありません。「お地蔵様」です。小丹波愛宕神社の御神体は「地蔵菩薩」だった!

何故なのか、この時点では分かりませんでした。ブログを書く準備に入って、先ほど紹介した、阿多古神社の事を調べたところ、こんな記述が見つかったのです。《「愛宕大権現」の本地仏は「勝軍地蔵(しょうぐんじぞう)」である。》

本地仏というのは、仏教の仏様が上位と考える体系の中で、「神様の形になっている仏の正体」という意味合いです。つまり、「愛宕大権現の正体は、勝軍地蔵である」ということです。勝軍地蔵というのは、地蔵変化(お地蔵様は観音様以上に変化が得意なのですよ)の一つで、甲冑をまとって馬にのったりされたところです。 ここでは、甲冑も馬もなくて、地蔵菩薩に戻っておられるのでしょう。あちこちの愛宕神社でも、実は「延命地蔵」でしたという記事を見かけます。ですから、ここも不思議なことではなかったのです。

ともかく、お地蔵様だと判明したら、何だか甘えたくなりましてね、お地蔵様、登って来た道を下るのが怖いのですけど、どこか別の道ありませんかね? と伺うと、振り返って左を見よ、との仰m71-4-8556せ・・・・ありました緩い階段が。これなら、転ばずに下れそうです。途中はわかりませんが・・・・

ひとまず安心して、隣のお稲荷さんへ。m71-4-8555-7013

m71-4-8555 鳥居がだいぶ虫に食われています。「下り道で転ばないようご加護ください」 とお願いすると、「山神様の方が良いのじゃないか?、でもまあ、下の稲荷にも連絡しとこう。」

「山神社?」ああこちらだ・・・m71-4-8558-7015

山神社様、ご無沙汰しております。秋と冬は少し里山歩かせて頂きますので、転倒しないようお守りください。

勝手な願い事を並べてから、愛宕神社の左の方にある建物・・社務所でしょうか? のコンクリートに腰を下ろし、昼食です。静かです。トンネルの上なので、電車の音も聞こえません。 食事を終わって、一服つけて、吸い殻は勿論ポケット灰皿へ。

奥の方の小社は、何か分かりませんでした。では、下ります。

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これは、登って来た道の方の最後の鳥居だったかな? 下りの道だったかな? どちらだか分からなくなりました。これが、一番奥の小社ですね。道はこの先まだ山頂に向かっているようです。

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下りの道で振り返ります。

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お世話になりました・・・・

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杉林の中の道を下ります。滑らないように、小股でちょこちょこ歩き。

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m71-4-8560-7030もうすぐだ・・・・と、横にお稲荷さん・・・これが下のお宮か・・・そして、下山と思ったのですがm71-4-8560-7031、お墓の右下を見てください。

扉がありますね。出ようと思ったら「高圧注意!」です。

獣よけの電気が流してあるのです。素手で触るのは怖いし、生憎手袋を持って行かなかった! 仕方ないので、バッグから乾いた手ぬぐいを出して、手に巻き付け、おっかなびっくりで閂を開閉しました。

かなり、熊野神社のほうに後戻りしたようです。また411に戻って歩きます。さて、道が分かるかな?

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2013/11/17: 奥多摩町古里を歩く;木瓜爺撮歩71-04 小丹波・愛宕神社  (No.1777) への1件のフィードバック

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