2014/10/02: 続・檜原村散歩;木瓜爺撮歩87-18 茅倉・愛宕神社 (No.2095)

茅倉という集落は、街道から山に入り込んだところにあります。入り口に標識らしきものはなかったようなので、気を付けないと・・・

m87-18-01 F0087やすらぎの里

右手に「やすらぎの里」という老人福祉施設が見ています。診療所なども併設されているので、通いで利用されている方もおられるようです。

m87-18-02 F0088

左折できそうな道はまだ見えませんねえ? もう少し進みます。

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見え方が変わって来ました。そろそろの筈・・・バスの窓からの記憶に頼っています。あ、ここらしい・・・と左に入って、振り返った写真です。

m87-18-04 F0116

こういう分岐ですから、向こうの方から見通せないわけですね。

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左手側は、石垣の上に、例の高圧ネットが張られているようです。危険表示は見えませんが・・・

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神社らしいものは見えないですね。本当にあるのかねえ?・・・暫く考えていると、向こうの方から老女が歩いて来ました。「お近くの方ですか?」と声を掛けると、そうだという返事。これ幸いと、神社のことを伺いますと、振り返って指さし、あの奥の家の辺りで左に登って行くとある(鳥居が見える)という返事。住宅街にあるようです。

礼を言って、また歩きはじめました。言われた所まで行くと、もっと分かりやすい目印がありました。

m87-18-07 F0094

古いお墓でしょうか? 住宅を造るときに、集められた物かも知れません。でも、なかなか良い状態のものが揃っています。後列をみます。

m87-18-08 F0096

合掌し、脇の坂道に入りました。

m87-18-09 F0097

成る程、住宅みたいな建物の前を入って行くようです。雨戸は閉まっていますが、叱らm87-18-10 F0098れないのかな・・・上の方に、額がかかっているようですね。

入って見ると「調整殿」と書かれていました。何の事か分かりませんが、集落のもめ事の調整をする場所でしょうか? 今年の7月に、この神社を訪れた方のブログに、「調整殿」って何だろう?後で調べてみなくちゃ、と書かれていますが、多分何も分からなかったでしょう。「茅倉史」でもあれば・・・

鳥居の前まで来て、神社の名前が分かりました。「愛宕神社」です。

m87-18-11 F0101

いつもの「多摩の神社準備室」には、こう書かれていますが、調整殿の説明はありません。

『茅倉愛宕神社  鎮座地 三都郷2671 祭神 軻遇突智命(かぐつちのみこと)
旧格式 なし  別当寺 村民持ち 例大祭 3月24日
解説: 中組茅倉の人々によって祀られた祠。 慶長3年(1598)創建という。
ご神体は愛宕神の本地仏である将軍地蔵像である。 明治40年(1907)御霊檜原神社に合祀されたはずだが、現在でも旧位置に存在する。』

m87-18-12 F0100 茅倉愛宕神社ここも、「神寄せ」に逆らって、生き残った神社なのですね。だいたい、集落の精神的中心のような神様を勝手に移動するのが間違っていますよ。と書きましたが、良く見ると変なことがありました。 m87-18-13  F0103社殿は、中型ですが、両脇に末社。現在末社の方は空き屋のようです。

m87-18-14 F0104

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神殿の前に銅鑼が二つもぶら下がっていましたが、鳴らす細工はありません。ということは、この神社、神様は居られないのかもしれません。m87-18-16 F0105建物だけ残っていると言うことなのか・・・お祭りの時だけ、神様が「御霊檜原神社」から、出張されるのかも知れないな・・つまり、ここは別荘ということか!

末社の方も、そういう意味合いで残っているのかな、社殿の右(神様からみて)の方は、物置に格下げされているようでした。

m87-18-17 F0110

石灯籠もありましたが、年号などは読み取れませんでした。

「調整殿」は、多分「社務所」兼「組の集会所」でしょう。水分などの調整をする場所として、名前が残ったのかも知れません。

なお、祭神加具土命(軻遇突智命)ですが、京都の「愛宕神社」本社では「若宮」のほうに入っています。奥多摩では、氷川愛宕神社にはおられませんが、坂下愛宕神社には主祭神になっておられるなど、同じ「愛宕神社」の名前でも、いろいろ有るようです。ここの場合は、本地仏「将軍地蔵」が主人だったのでしょう。つまり、仏教系(?)の神社・・周囲の石仏をみても、寺的な要素の方が強かったようですね。多分「愛宕権現」として、火の用心をされていたのだろうと、思います。さて、払沢の滝のほうに戻りましょう。

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