2014/10/11: 続・ときがわ町散歩;木瓜爺撮歩88-03 仏日山東光寺 (No.2104)

この「日影」という地名は、四方を山に囲まれているところからついたと言われているそうです。おそらく昔はもっと立木の部分が多かったのしょう。山一つ越えた隣の「小川町」というのは、和紙の産地として有名ですが、その原材料のコウゾ、ミツマタなどを供給していたのは、ここ日影であったようです。江戸の初期には、天領、東光寺寺領、真光寺寺領と三つにわかれていたとのこと。天領の部分は一時他家の領に変わったようですが、寛政年間にはまた天領に戻っています。

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これから、名前の出て来た「東光寺」と「真光寺」を訪ねますが、まずは、「日蓮宗」の「東光寺」からです。

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これが、今朝バスが走り去った道かな?

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m88-03-04 F0681所々に、曼珠沙華(彼岸花)が咲いています。そんな風景を楽しみながら、今朝バスを降りたところに戻って来ました。ここのバスは、ご覧のように、平日の方が多くて、土日は少ないのです。多い平日でも一時間に1便です。一時間あれば、バスセンターまで歩いて戻れますから、ついつい歩きます。健康的!

さて、東光寺にはこの道を停留所1駅分戻って右に入れば良いようです。日蓮宗のお寺は、建物からして素っ気ないのが多いのですが、こちらはどうでしょうね。

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人家は、タンボより少し高い場所に造られています。雀川自体が、結構氾濫する川だったのでしょう。着きました。 「東光寺入口」のバス停です。向こう側から歩いて来て、振り返って写しています。

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日影の住民は700人を切る程度だそうですが、今歩いて来た道の左右だけでは半分もいません。繁華街とは言わないまでも、昔から人の住んでいる場所があるのでしょう。

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この辺りかなと、右折して進みますと、ちょっと古い街の感じの道でした。

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庭先におられた方に伺うと、一本早く曲がったらしいのですが、このまま進んでも大丈夫だというので、安心。道なりに進んでゆくと、左に曲がって行って、小川を渡り、次の道に乗り換えるというような具合で右折。

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山の上に、お堂が見えて来ました。下の屋根がお寺でしょうか。

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歩いている道は、雷電山への登山道の一つらしいのですが、やがて、墓地の看板。右側が「東光寺」、真っ直ぐ行くと登山道のようです。

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お題目石碑が何本も立っています。「仏日山 東光寺」。調べていると、このお寺の開基者は、武州松山城主「上田朝直」、開山「上田能登守憲定」と出て来ました。この開山の記述はちょっと腑に落ちません。憲定という方が僧侶だとは思えないのですが? ときがわ町の文化財リストには、このお寺にある古文書として、「上田長則」が天正9(1581)年、「上田憲定」が天正15(1587)年に書いた「寺中掟」という、寺を保護する為の法度が残されています。つまり、憲定も城主側の人だったのは明らかですから・・ただ、城主の上田氏は熱心な日蓮宗信者だったようですから、憲定も得度していたのかも知れません。(追補:「新編武蔵風土記稿」より・・『(比企郡日影村 東光寺 日蓮宗荏原郡池上村本門寺末 佛日山と号す 天正十九年寺領三石の御朱印を賜はれり 本尊三寶を安す 開山立正院日正は天正十八年五月二十八日寂を示す 此僧へ松山城主上田能登守長則 及び 上野介憲定より与えし文書二通を蔵す 其文左の如し(後略)』ということで、開山者は「日正」という方のようです。)

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ここは、墓地の看板によると池上本門寺直末と成っていました。本尊は「久遠の本師釈迦牟尼仏」とあります。どういう形にしてあるかは分かりません。まれに曼荼羅をこう呼んでいるお寺もあるとか・・

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境内に「妙見堂」がありました。右に見えるお堂です。ここは、どういう形の「妙m88-03-16 F0701見様」でしょうか?・・おお、木像ですね。合掌!m88-03-17 F0703

さて、山の上のお堂に向かいます。墓地の一番奥にあるようです。

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本堂の脇から墓地に行く階段を進み、丁度墓地の中央辺りから右上に登って行きます。たどり着いたお堂は、「釈迦堂」でした。

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お堂の横に休憩スペースがありました。そこからの展望です。通って来た日影の集落が見えています。暫く椅子をお借りして休憩。まだ、11時前ですが、持っていたパンを一つ胃袋に。朝飯が早かった分、早めに補充です。さて、次の「真光寺」にはどう行けばよいのか、地図とにらめっこ・・一旦、バスの通りまで戻るようです。

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