2014/11/04: 続・日野市散歩;木瓜爺撮歩90-11 大久山 善生寺 【大仏】 (No.2128)

若宮神社を出て、教えれたナナメに入る道を進みますと、七生中学の方から来る道に出ました。そこに、大仏様が背中を見せます。

m90-11-01 F1764善生寺大仏

大仏の右膝の方から入れるように聞いていました。しかし、外の柵の扉は開くのですが、内側の扉が閉じているようなので、あきらめて、道路に戻り、大仏の背後の道の坂を下ります。下りきって右に進み、特に迷うこともなく、門前に到着しました。

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二つの入口が並んでいます。向かって右は「善生寺」そのものですが、左は七福神の「大黒天堂」のようです。まず、大仏さんの居られる「大久山 善生寺」から拝見しましょう。

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仁王門はありませんが、四天王の多門天(向かって左)と持国天(向かって右)がにらみをきかせています。どうして分かる? 多門天は左手の「宝塔」、持国天は右手の「獨鈷」で判断しました。 高尾山で勉強した成果です。 Choi-Boke爺ちゃんのブログですが、下記にあります。6月4日:奥高尾フォトウォーク(8) 薬王院四天王門

門柱に「釈尊と十大弟子」と書かれています。入って行くと、まず迎えてくれたのは「象」君です。

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そして、釈迦如来とお弟子さん達。

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「知恵第一」の「舎利弗」は「般若心経」の「舎利子」でおなじみです。「舎利弗」や「目蓮」さんのように、釈尊よりも早死にされた弟子が居られるのです。「舎利弗と目連は、釈迦が涅槃せんとするのを知り、夏坐竟てまさに涅槃とす」。この二人は、釈迦の死ぬ前に、自分の意志で先立って行きます。自殺という事ではありません。病や降りかかる災難を甘んじて受けた形です。特に目蓮さんは、神通力をあえて封じて、撲殺されるのです。

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これが、正式な山門でしょうか・・「大久山」という山号は、この寺の開基に関わる地頭「大久保勘三郎」の姓からとったものでしょうか?  「新編武蔵風土記稿」にはこう書かれています。

善生寺  除地三百七十六坪 村ノ東ヨリニアリ。日蓮宗越後國蒲原郡長久山
本成寺末 大久山ト號ス。開山日是。寛文八年六月七日寂ス。開基善生院妙蓮。
寛永廿一年二月廿一日寂ス。コレハ地頭大久保勘三郎ガ女ナリ。本尊日蓮ノ像ヲ安ス。
本堂六間ニ九間半。巽向ナリ。寺ノ後ハ山ニテ前ハ水田ナリ。境内古ハ村ノ舊家平左衛門ト云モノヽヤシキナリシニ。寺建立ニツキテ地頭ヘサヽゲシトゾ。今ニ至ッテ妙蓮冥福ノタメ。地頭ヨリ年々米三十俵ツヾヲ寄進ストイヘリ。本堂ニ半鐘ヲカク。銘文アリ。(後略)

日野観光協会の説明では、「善生寺は日野市で唯一の法華宗のお寺です。正保2年(1645)、豊田村の領主であった旗本大久保勘三郎忠良が、前年22歳で亡くした息女善生院殿妙蓮の追福のために、大久保一族が信仰していた法華宗総本山本成寺(新潟県三条市)の末寺として開創しました。寺域690坪余は当地の有力者、山口氏が建立の際、寄進したものであるといわれています。」となっています。

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こちらが本堂。本堂の前方に、大仏礼拝場所が用意されています。

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大きな掌付きです。左の掌には、別の仏様が乗っています。法華宗なので、多宝如来でしょうか?

 

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大仏が小さすぎる? ちょっと引き寄せます。

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m90-11-12 F1801この大仏様にお近づきになるには、左側から本堂の裏に回ります。

途中の見張り番は、不動明王です。奥庭の石段を上がって行くと、釈迦堂が造られており、その上に大仏様が居られます。

お堂の中も拝ませて頂きました。

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最後の階段を上って、お膝元に到着です。

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m90-11-16 F1806「法華宗」というのは、実は極めて紛らわしい宗派の名称らしいのです。というのは、最澄が比叡山で開いたのが正式名称「天台法華宗」なのです。これを我々は「天台宗」と呼んでいます。そして、日蓮を開祖とする、われわれが「日蓮宗」と呼ぶ一群の宗派もあります。どちらも「法華経」を中心の教えとしています。

こちらのお寺は、越後の「長久山本成寺末」と言っていますから、日蓮系の「法華宗陣門流」という宗派だろうと思います。

大仏の大きさは石碑に書かれていました。仏身5m 台座を含めて6.5mという事のようです。大仏と呼ぶのが、丈六仏、つまり4.85m以上ですから、大仏に該当します。

大仏様が普段眺めておられる景色はというと・・・

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さて、境内に戻って、鐘楼などを紹介し、その後、大黒天のほうに行く事にしましょう。

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