2014/11/26: 木瓜爺撮歩86-12; 【木瓜爺珍百山-01】武蔵御嶽山 表参道  (No.2151)

八十才になっても歩ける(?)百名山を見付けようか、なんて事を書いた事がありますが、あと一カ月で、その80才がやってきます。そろそろ原案を書き始めようと考えました。地元の寺社撮歩の合間に、時々はさむシリーズとして「木瓜爺百山」のサブタイトルを用意しました。出てくるのは、撮歩シリーズで登場した「山」「神社」「寺」でしょう。

実は、番外0番に用意したのがあります。飯能市の「子の権現 天龍寺」です。ここで、まず「足腰守り」を頂くところからはじめたかったのですが、体力・気力の低下で、なかなか足が向かないのです。仕方がないから車で行こうかなどと考えはじめました。そして、第一番「武蔵御嶽神社(むさしみたけじんじゃ)」で、「登山守り」を頂く事にしました。この「登山守り」は紐が弱いので、ザックの外にくっつけておくと、一年持ちません。毎年一回は「御岳神社」に行く事になります。最近は早めにあり合わせの金属リングに切り替えてミニフックにぶら下げるようになりました。

というわけで、11/22(土)「登山守り」を頂こうと出かけました。土曜日から始まる三連休の初日、紅葉の時期でもあるし、混雑を予想して早めに出かけるつもりだったのですが、もたもたしていて、羽村駅発7:51になってしまいました。これですと、御岳駅着が8:28。 定時のバスは8:40発です。普通は、駅のトイレに寄ってからバス乗場に行くのですが、人が多いので時間がかかるだろうと、バス停に直行。この勘が見事に当たって(?)バスは8:35に出発。つまり時刻的には臨時便に乗れたのです。ケーブル下に到着して、御岳登山鉄道「滝本駅」に行く途中にあるトイレに寄ります。ここは、いつも床面が濡れていて気分は余り良くないのですが、空いてはいます。滝本駅のトイレも数が少ないので、混むことがあります。トイレトイレとみっともないのですが、老人ご同輩のための情報だと思ってください。

普段は、滝本駅からケーブルで上がってしまう木瓜爺も、時々自分の足を確かめる必要がありますので、この日は「徒歩登山」を予定していました。「滝本駅」の標高は407.4m、「御岳山駅」の標高は831mです。そして、御岳山山頂は御岳神社の裏にある「大口真神社」で、929m。つまり、ケーブルを使えば、98m登るだけで山頂なのです。とはいえ、この100mは急勾配が連続しますので、ちょっと足にハンデのある方には登り切るのがかなり辛いようです。ゆっくりマイペースで、手すりのあるところは、手すりに手を添えて歩いてください。本格的につかまると、かえって危険な場合もありますから、基本的には自分の足で歩いていることが必要でしょう。「武蔵御岳山」は「高尾山」よりはよほどきついです。なお、「御岳山駅」からの「リフト」がありますが、これは御岳神社に行くのには役に立ちません。登っただけ、また歩いて下ることになります。

m86-12-01 F0426c 滝本駅付近木瓜爺の徒歩登山は521mという計算になりますが、登るだけなら大丈夫歩けると思っていました。ただし、時間はコースタイムの1.5倍以上の時間が必要でしょう。七十才前半は、100m上がるのに15分・・山頂まで約2時間という計算でしたが、今回は3時間かけて正午到着という予定で、のんびり歩きます。

やたらカラフルに塗り替えられたケーブルカーが出て行きました。最近線路の補強工事もしたようです。コンクリートの橋脚の間に鉄の橋脚が入っていますね。塗り替えだけかな? 歩くに当たって、まずこの神社・・・何だったか記憶喪失、駐車場のm86-12-02 F0428c ケーブル駅付近入口にあります。一度確かめに行ったはずなのですが、神社の名前が分からなくてそのままになっているかも知れません。社殿だけの神社でした。遠くから、一礼して、表参道の方に入ります。「滝本駅」というのですから、滝がある筈ですね。それも確かめましょう。この鳥居を入った所にも駐車場がありますが、地面がいつも濡れていて、苔なども生えた場所なので、歩くときは滑らないよう注意が必要です。

m86-12-03 F0430c 御嶽神社鳥居

m86-12-04 F0432 滝はすぐ見つかりました。人工の滝です。竜頭から水を吐いていますので、修験者達が山に入るとき、まず身を清めた場所と思われます。水源は山の清水でしょう。

m86-12-05 F0436s 滝口

 

 

 

 

 

 

「竜頭」とかいてしまったのですが、「豚のお化け」みたいですね。「猪八戒」を思い出しました。「山犬(日本狼)」も「猪」も、この辺りでは、神様の眷属です。

さて、登りはじめましょう。最初は舗装道ですが滑りやすいので、ゆっくり行きます。

m86-12-06 F0431

順序が前後しましたが、鳥居の手前に「神代銀杏」という名木がありました。樹齢500年だそうです。室町時代から生きているのです。樹高45m。「ぎんなん」の匂いがまだしていました。最盛期にはさぞや臭いでしょうね。

この表参道は殆どが杉林の中を登って行きます。監視対象になっている大きな杉には、番号札がついています。下の方が大きい番号で、上の「御師集落入口」「黒門」があったと言われる場所の杉が「1」になっています。どのくらい登ってかの目安になりますので、覚えておきましょう。「黒門」まで行くと、すぐ上にケーブルカー「御岳山駅」から神社に行く道が通っていて、「御岳ビジターセンター」のところで合流します。

m86-12-07 F0437c

この参道、歩いている人は、そう多くはありません。山を走る人達と、60-70代の単独行男子、若い人の小グループ、家族連れ、といった所でした。賑やかなおばちゃん達の集団には無縁の道のようです。午後下った時には、登って来る「山ガール」何人かに逢いました。まともな(?)山ガールで、モクモクと歩いていました。

参道には、曰くのある場所がいくつかあり、説明板を見ながら小休止できます。最初にm86-12-08 F0445 ろくろ首出て来たのが、「ろくろっ首」だったかな。これは、首の上からみたところですが、要するにグニャグニャ曲がって上がって行く道です。車道は単純化されて横を通っていました。かなり先の話ですが、「大曲」というのは、300m程先まで行って折り返す道でしたね。ところがこの折り返し部分の曲率が小さくて、下り車は怖いようでした。

m86-12-09 F0450 うまたてばその前に「馬立場」というのがありました。馬を繋いで休憩させた場所のようです。左に見える石碑は28丁に分けた位置表示でした。ここの杉は「660」「659」です。m86-12-10 F0456s 杉根

 

 

 

杉の根っこも面白いですよ。土が流れてしまって、洞窟のようになったものも何本も出て来ます。これは雨宿り出来そうだなどと、覗いてみたりして・・

m86-12-11 F0463c 杉並木

残雪を思い出したのは、この土嚢。おそらく大雨対策でしょう。雨水を直接崖の方に流さず、路面を下るように工夫しているようです。ちょっと紅葉が見え始めました。ケーブルカーの線路の両脇には、広葉樹が植えられていますので、線路に近づくと見えます。一番近づいたところにあるベンチで一休みして、通過を待ちました。

m86-12-12 F0472c ケーブルカー

m86-12-13 F0482c 紅葉m86-12-14 F0502 だんご地蔵この先は、道路の登り勾配もやや緩やかになります。そして、お地蔵様にご挨拶する場所。「お団子地蔵」です。ここに休憩所があって、「お団子」を売っていたようです。イタズラ防止でしょうか、お地蔵様も前に桟を入れられてしまいました。

お地蔵様からわずかで、ケーブルカーの線路をくぐります。たしかに、補強工事をしたようで、整備された様子が見えました。何人かの登山者が追い抜いて行きます。

m86-12-15 F0505s

 

 

 

m86-12-16 F0511s

こちらは「走る人」ですね。ぶつかられないように退避・・でも耳の悪い木瓜爺は、真後ろの音が分からないので、ちょっと申し訳ない・・・「じゅうやっく場」 「十薬」といm86-12-17 F0512 じゅうやくばうのは、ドクダミの事です。この辺りに沢山生えていて、「薬草」の役割を果たしていたのです。当時は、馬の薬としての意味が大きかったのでしょう。「大和本草」(1708年)に「我が国の馬医、これを馬に用いると十種の薬の効能があるので、十薬と言う」と書かれているそうです。御岳山の御師集落などに物資を運ぶために馬という相棒が大切だったことが分かりますね。 走っている人はこういう勉強はしないのでしょうね。スローペースの特権です。m86-12-18 F0517s

「だいこくのお」というのは、山の尾根筋の事らしい。多分ケーブルカーの南側にある尾根の事だと思いますが、よく分かりませんでした。m86-12-19 F0518

 

 

 

そろそろ杉の番号が少なくなってきました。

m86-12-20 F0532

 

 

そして、最後の番号を迎えます。「御師集落」入口です。「御師」というのは、もうよく知られるようになりましたが、特定の寺社に所属して、その社寺へ参詣者を案内し、参拝・宿泊などの世話をする者のことです。小さな規模のところでは、神官を兼ねる方も居m86-12-21 F0537黒門跡られたようです。  いよいよ、黒門跡に到着しました。後ろの杉の番号が1になっています。直接御師集落に入る道は、通行禁止になっています。上をお回りくださいというわけで、ケーブル駅からの道に出なければなりません。m86-12-21 F0542もう見えていますね。

一足で、台地に到着しました。10:30です。ここまで1.5時間かかっています。写真は「ビジターセンター」裏の紅葉。今日はここまでにします。

m86-12-22 F0550

後半は、ケーブルで来た時と同じなので、説明はカットし、眺め中心にしましょう。

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2014/11/26: 木瓜爺撮歩86-12; 【木瓜爺珍百山-01】武蔵御嶽山 表参道  (No.2151) への3件のフィードバック

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