2014/12/15: あきる野市散歩;木瓜爺撮歩82-12  福寿山 慈勝寺 (No.2170)

昨日のブログは「義士祭」に敬意を表して(?)泉岳寺に飛んだのですが、今日は「あきる野市」に戻って、草花神社に近い「福寿山 慈勝寺」をたずねます。

m82-12-01 F2117 慈勝寺

草花神社の石段を下ってそのまま多摩川方向に進むと、車の交通がやや頻繁な道に突き当たりますので、それを左に進みます。それがこの道です。しばらく進むと、左に入る道があります。

m82-12-02 F2118

「この道だったな?」豆腐屋の看板を目印に左折したところです。突き当たりが、慈勝寺門前なのです。・・・神社の石段を下ったあと、最初の道を左折しても、ちょっとグニャグニャしますが、行き着くでしょう・・・。

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左側に山から下って来た道があります。大澄山から道標に従って、直接に慈勝寺を目指すとここに下って来ます。逆にいうと、ここから「大澄山」に登るコースもあるわけです。

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これが、慈勝寺山門。あきる野市の寺院一覧頁には、『文治4(1188)年畠山重弘の娘で畠山重忠の伯母にあたる円寿院のために創建されたと伝えられる。天正18(1590)年八王子城落城の際に伽藍は焼失した。境内には都天然記念物のモッコクや市天然記念物のタブノキがある。』と、記されています。あきる野市で一番古いお寺は、引田の「真照寺」で891年、二番目が小川東の「法林寺」で912年、ここが三番目で1188年、四番目の「大悲願寺」が1191年でした。木瓜爺当然歩いていますよ。リンク作って置きましょうか? 下記2件は、Choi-Boke爺ちゃんのブログです。

引田の「真照寺」は、2月6日:木瓜爺撮歩30-6 引田山金蓮院真照寺 (No.1125)

小川東の「法林寺」は、3月24日:木瓜爺撮歩34-11 城跡の寺、神応山法林寺

大悲願寺は、あちこちに出てくるでしょうから、ここでは省略。「慈勝寺」の伝説に戻りましょう。こういうお話を読みました。・・・

m82-12-06 F2124『秋川の昔物語』に慈勝寺の創建にかかわるこんな伝説がある。鎌倉時代の初め、あきる野の草花の江里という所に年老いた尼様がいた。老尼は秩父平氏の 秩父重広の娘で下総の頭領千葉介常胤の夫人であったが、夫に先立たれて仏門に入り、諸国を廻っているうちに、この地の草庵に住むことになった。その老尼の甥に畠山重忠という鎌倉武士がいた。重忠は伯母の消息が不明なことを案じ、秩父と鎌倉を往還する際はいつもそれとなく探していた。やがて草花の江里の比丘尼平という所にいることがわかった。重忠が訪ねると草庵はあまりにも粗末なものだったので、重忠は草花丘陵の麓に、伯母を開基に聖観音菩薩を本尊にして一寺を建立した。それが今日の慈勝寺の始まりという。

m82-12-06 F2125このお寺、最初は「天台宗」であったと聞きました。寺が一時衰微し、再興してからは「臨済宗建長寺派」寺院。天正18(1590)年、豊臣勢の北条攻めの戦火で伽藍は焼けてしまったそうです。現存するのは、それ以降に造られたもの。 山門をくぐって左に「六地蔵」です。この後ろの方にいろいろ並んでいる場所がありますが、とりあえず本堂にお詣りしましょう。

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本尊は「聖観音」のままなのでしょうか? 戦火で焼けて変わっていないのかな?  とりあえず「南無観世音菩薩」でお詣りしておきます。  昔開かれた「秋川34ヶ所札所」というのがあるそうで、ここが17番になっています。そこでは、「聖観音」とされていました。この札所、観音様だけではなく、諸仏が存在しています。殆ど歩いていると思うのですが、あとでゆっくり眺めて見ます。この資料を見ていましたら、14番に「薬王山長泉寺」という「草花2977」のお寺(無住)があり、「本尊 釈迦如来 は 慈勝寺へ」となっています。つまり、慈勝寺の本尊は「釈迦如来」に変わっている可能性もありますね。観音様の方は、観音堂かな? 利用させて頂いた「秋川34ヶ所札所」のサイトは2014/11/30の花蔵院の写真が入っていますので、更新された情報でしょう。

さて、境内の様子に移ります。写真はちょっと後戻りして、山門を入った所です。

m82-12-07 F2126

本堂は一段高い位置にありますが、写真右の方に「鐘楼」が見えています。石段のすぐ左にある木が「なんじゃもんじゃ」とも呼ばれる「モッコク」の天然記念木。ただし、上の方を大幅にカットされてしまったようです。説明板と合わなく成っていました。

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こちらが鐘楼。そして、下がモッコク。樹高21.5mと書かれているのですが、現在は15m位で斬られています。

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地蔵堂など様々なものがありますので、写真を並べます。

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書き忘れていましたが、ここは「奥多摩八十八霊場」の37番なので、弘法大師と、お釈迦様が並んでおられるようですね。

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こちらの地蔵群は、墓地入口の六地蔵ですが、真ん中の大将?は別として、一番奥の座像は別物ですね・・よく分かりません。 この慈勝寺には「古墳」が見つかったことがあるようです。墓地は広いので、どこかに表示があるかも知れません。

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モッコクの横の木が綺麗に色ずいていました。 それを眺めながら、慈勝寺を辞します。

ちょっと遠いのですが、「いなげや」の方に出て、「大行寺」に寄りましょう。大行寺は「畠山氏ゆかり」ではなくて、「平山氏ゆかり」です。1200年代の初頭の古寺です。

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2014/12/15: あきる野市散歩;木瓜爺撮歩82-12  福寿山 慈勝寺 (No.2170) への2件のフィードバック

  1. ピンバック: 2015/04/11: あきる野散歩;木瓜爺撮歩82-20 浅間岳登山道と朝日山 妙見堂 (No.2286) | 木瓜爺ブログ

  2. ピンバック: 2016/10/10: あきる野市草花漫歩;木瓜爺撮歩55-07 福壽山 慈勝寺 (No.2831) | 木瓜爺ブログ

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