2015/08/03: 町田街道相原;木瓜爺撮歩97-16 正八幡宮 (No.2399)

昨日はややこしいお話でしたが、実は今日行く八幡様もすっきりしないことがあります。あらかじめ、謝っておきましょう。

子ノ神社から、下って法政大学に入る交差点の方に進みます。前回お参りした「八雲神社」は、お祭りの支度に入っていました。

m97-16-00 F6417八雲神社

m97-16-01 F6421今日は下からご挨拶だけで通過します。横にある観音堂は、お祭りの余興の控え室に化けるようです。観音様も楽しまれるのかな?

このコース、トイレがあまりありません。大戸観音を出ると、この交差点にあるコンビニ店まで、なかったように思います。今は夏ですから、汗になっています。でも、一応コンビニに寄って、飲み物の方を補充して行きます。少し進むと「水の口」というバス停。「新編武蔵風土記稿」によると、水の口に「大六天社」がこの辺の鎮守として書かれていますが、現在の地図には見あたりません。ただ、「猫のあしあと」さんのリストには「相原3647」と住所がありますので、存在はしているのでしょう。

m97-16-02 F6424

歩くこと数分・・「円林寺前」の標識が見えて来ました。ここに「圓林寺」があるのですm97-16-03 F6425が、

木瓜爺は、左にそれて、脇道を後戻りしはじめました。圓林寺の西北に「正八幡宮」というのがあるのです。八幡神社なのですが、「正」と断っているのは、おそらく、「荏柄八幡」のようなアウトサイダーではなくて、「応神天皇」を祀っているぞ! という意味でしょう。それを、探しています。おや、八幡様が目印の傘を置いてくださったのかな?

m97-16-04 F6474正八幡宮

m97-16-05 F6463入って行きましたが、薪で通せんぼう? そういうわけでもなさそうです。薪を除けて石段へ・・

町田の神社について書かれているミニDBを引用します。ちょっと「新編武蔵風土記稿」と食い違う箇所があるのですが・・

『町田市史(下巻)から要約
当社は貞治6年(1367)7月15日の創立にして、小泉作左衛門が滝の谷に勧請した社である。寛文7年3月の検地の際には除地田一反一畝二歩と畑一畝一八歩があった。 祭神は応神天皇を奉斎。例祭日は毎年4月21日。氏子20戸。』

「新編武蔵風土記稿」には、八幡神社が3社出て来ますが、消去法で残った記述はこうなっています。『除地水田一段二歩 陸田一畝十八歩 字武蔵岡ニアリ 例祭七月廿六日 此邊の鎮守ナリ 村持』さーて? 違う神社なのかなあ?

風土記稿の小名は・・「水口」「武蔵国」「屋敷谷」「瀧ノ谷」「川島」イツレモ東邊ニアリ と並んで書かれています。圓林寺の住所は字「屋敷谷」となっていますから順序からいうとここは「武蔵国」・・これは「武蔵岡」の誤字らしい・・の筈なのです。

市史の「滝ノ谷」というのは、「屋敷谷」の圓林寺より東ではないかと思われるのですが、寛文7年(1667年)検地の当時は「瀧ノ谷」が広い場所を指していたのでしょう。人口がふえると、区割りも増えるので、1800年代の風土記稿では細分化されていると理解しましょう。祭りの時期の違いに、触れておきます。農村では、祭りを農閑期に動かしていることがよくあります。農村から都市化していった時は、逆の変化も起きるでしょう。*月第2日曜日なんていうのが増えますね。

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何だか殺風景な神社です。左の方に小社がおかれていますね。これが又傑作だったのです。先ほどのミニDBから紹介しましょう。『鳥居はない。社の左にお稲荷さんが鎮座している。』・・・お稲荷さんだと云っています。写真も撮しています。木瓜爺が写して来たものと内容は変わっていません。あとで種明かしをしますので、お楽しみに。

「多摩の神社 準備室」は流石にきちんと記述されています。小祠は「みたけさん」と書いています。理由まで説明されていますね。

『正八幡宮 鎮座地 相原町3725 祭神 応神天皇 (おうじんてんのう)
旧格式 無格社  別当寺 村民持ち  例大祭 4月21日
解説: 貞治6年(1367)滝の谷の住人、小泉作左衛門によって創建された。
摂社に「みたけさん」と言われる小祠がある。 かつて稲穂の盗難に悩まされた人々が武蔵御嶽神社の大口真神のお札をもらいうけ、田を守ってもらったもの。』

お参りしなくちゃ・・ドラですね。鉦というのかな。中には、小さい神殿が安置されていました。

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そして、末社のほうですが・・・たしかに狐が遊んでいます。でも・・・

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正しく「大口真神社」なのです。地元で「みたけさん」というのは、「武蔵御嶽神社」の一番深い場所(御岳山の最高標高点)に鎮座する神社で、御札は「武蔵御嶽神社の社務所」で戴きますから。

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では、石段を下って、「圓林寺」にお邪魔しましょう。

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