2015/08/08: 町田街道 相原;木瓜爺撮歩97-21 籌(じゅ)国山 長福寺 (No.2404)

「行昌寺」から東に歩いています。途中にこんな看板がありました。

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「夕焼小焼」の「ゆかりの地」というのは、八王子の陣馬山の麓にあるのですが、ここは何だ? 作詞の中村雨紅が養子に入った家です。確かに、表札は「中村」と書かれていました。後に養子縁組は解消しますが、ペンネームはそのままにしたのですね。

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「諏訪神社」の看板が出ていましたが、実際にある場所は、1km以上先です。今回ここまでは体力が持ちそうもありませんので、又にしますが、この「諏訪明神」がある「小名丸山」に、「長福寺」もあったのです。あとで詳しく説明される筈です。

「相原十字路」という場所に来ました。このあたり、相模原側にいろいろ有る場所です。

m97-21-02 F6556 この十字路のところに、コンビニがありますが、今回は通り過ぎて行きます。

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ブログを書いたあとで気が付いたのですが、この相原十字路の近くに「中相原会館」があり、その横(?)に無名の神社があるのだそうです。次の機会には寄って見たいと思います。そこから、600m位進んだ所に、「長福寺」があります。これは、何でしょう?

屋敷神にしては、道路に接近しているし・・・「新編武蔵風土記稿」では、村の西方の小名「三堂谷」に、「高岳院」「覚王院」「山王社」などがあったと記されているので、そういう寺社の遺物かも知れません。

m97-21-04 F6561長福寺

「長福寺」に到着しました。入口の石段は町田街道ぞいなのですが、山門はちょっと奥の方にあります。「籌(じゅ)国山(こくさん)長福寺(ちょうふくじ)」という名前です。書かれているように「曹洞宗」ですが、親寺は「行昌寺」とは全く異なっていました。

まず、「新編武蔵風土記稿」から・・

『長福寺 字丸山ニアリ 禅宗曹洞派 郡中小山田村大泉寺末 籌国山ト号ス 本堂九間半ニ七間半 本尊釈迦 木ノ坐像 長一尺許 開山籌山賢寮 寛永八年十月十一日示寂ス 此寺ノ境内ハ末ニ出セリ 観音料御朱印ノ地ノ内ナリ』 最後の方の意味がよく分かりませんが観音様もあったようですねえ? それを末寺にしたという意味か?

相原町のホームページでは『丸山地区の籌(じゅ)国山(こくさん)長福寺(ちょうふくじ)は1625 年に開山し、1812 年に現住所に移転しました。また1842 年には本堂が改修されています。本堂の格天井には、江戸の狩野派の絵師長谷川雪堤によって桜・水仙・アジサイなどの草花が35枚描かれています。また山門の扉の「竹林の7賢人」や文殊堂前柱の登り竜下り竜等優れた彫り物が見られます。この本堂格天井花丸絵画、山門・文殊堂は町田市の文化財に指定されています。
また明治5年(1872 年)に学制が発布され、国民のすべてが初等教育を受けることが定められ、相原村では2年後の明治7年にこの長福寺に相原学校が創設されました。同年円林寺には大戸学校も創設されています。他にも横穴式の井戸や江戸城大奥姫君たちの墓塔や1812 年記年銘水鉢など文化的な遺産が数多く見られます。文殊堂の左手奥からは遠くに富士山を眺めることができ、津久井の山々や相模平野が見渡せその眺望は絶景です。
なお天井絵画の拝観は土日祝日を除き電話で予約を入れておけば可能です。』と、書かれています。

何を言いたいかというと、この寺は、字丸山に建てられ、新編武蔵風土記稿に記録された直後、現在地に移転したと言うことなのです。

m97-21-05 F6562山門に至る前に、いろいろ建っています。この「庚申塔」は明和3(1766)年ですから、寺より古い・・一緒に引っ越して来たのか、前からあったものなのか?

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「地蔵尊」らしい供養塔は、痛み具合からみると、相当古そうですね。m97-21-07 F6565

 

石灯籠の並ぶ参道の奥に山門らしいものが見えて居ます。

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山門の横に由緒書きがありました。寛永2(1625)年の開山者などが書かれています。「松が谷戸」に建立で御朱印五石三斗ですか。

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「あ、燕だ!」 相原小学校の石碑を写したのか、燕を写したのか・・・

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m97-21-15 F9281山門は文久2(1862)年に造られたものだと書かれています。相当凝った彫刻などが施されていました。

山門をくぐって、本堂の前に入ります。大きいです。風土記稿の記述よりは一回り小さくなっているかも知れません。

 

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ここも「天井絵」が市の有形文化財指定になっていますね。写真付きなので、分かりやすいです。

本堂の前で、「合掌一礼」。明日は境内を見回します。ちょっと離れた所に「文殊堂」がありました。

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