2015/09/20: 木瓜爺珍百山-05; 日和田山 金毘羅神社 (No.2447)

m100-05-00   F3846彼岸花が咲く季節になりました。珍百山の五番目は、彼岸花で思い出した山の神社にします。ここは何度も詳しい事を書いたつもりなので、それらのブログのインデックスになってしまうかもしれません。多少新味を出す為に、「新編武蔵風土記稿」の力を借ります。しばしば引用するこの風土記稿、簡単に言うと今から200年前に書かれた「地誌」なのです。その176 「高麗郡」の始めのほうの記述から・・

『日和田山 郡の西北にあり 山足より絶頂に至るまで十五六町許 東北は清流村にて 西南は高麗本郷に亘れり 其山は栗坪梅原清流高麗本郷の四村入会の秣場なり 絶頂に享保年中聖天院三十五世隆敞が立てたる寶筺塔あり 其下に金毘羅社秋葉権現社あり 又その南にあたり山腹に古塔の破損せるものあり 銘文に貞和第四戌子十一月十一日比丘□□立と仄かに見えて只墓石のみ全し扨(さて)山の中腹より下は杉松及び雑木生ひしげりて索回し それより上は峻厳険路にて匍匐して登る所なりともあり 或いは東の峰を雌日和田と云い西の峰を雄日和田と称すと云り 此の山は郡中第一の高山なり 絶頂よりのぞむところ連山群嶽蒼々靄々として東観西● 眼に遮るものなし 只西南の間に兀然(こつぜん)として聳えたるものは冨士山なり』

m100-05-01 読めない字がいくつかありますが、意味は読み取れますね。匍匐登山する場所だというのですから、大変険しい山だったわけです。事実、今でもロッククライミングの練習場があります。この山、今では、地元の幼稚園生が遠足で登る山になっています。とはいっても、木瓜爺少々手を?足をかな?焼く場所が出来てきました。単純にいうと身体能力の低下です。その詳細は後で引用する撮歩ブログでお読みいただくとして、ざっと紹介して行きましょう。季節的には、真夏以外いつでも大丈夫ですが、実際には「巾着田」の「彼岸花」を見に来たついでに、と言うことが多いかもしれません。

m100-05-02 埼玉県日高市、西武池袋線の「高麗」駅下車です。巾着田に入らず、北に進んで「川越日高線」と呼ばれる道路まで出てしまいます。その道路を渡って右に進むと分かりやすいでしょう。左に入る道があります。その道を進むとこんな看板がある筈です。この道の右手の丘のうえに、ちょっと変わった名前の神社があります。

25- 珍蝶と珍社に出逢う:木瓜爺撮歩18-6 九万八千神社 (No.1723)

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この「九万八千神社」、なんと「新編武蔵風土記稿」に書かれているのです。引用したブログを書いた時は、まだ、風土記稿を入手していませんでした。

m100-05-05 『九万八千社 高麗本郷の鎮守なり 例祭九月廿九日 梅原村の里正三郎兵衛が持なり 此の三郎兵衛はもと当所の民なりしが高麗町を移せしとき彼村に移住すと云う』

余談はさておいて、先に進みます。栗が売られていたら(?)もうすぐ登り口。冗談です。何となく登り口は分かると思いますが、ちょっと注意事項を書いておきましょう。右の方に進むと広場があって、そこにトイレがあります。このトイレが、唯一のものなのです。山の方には何もありませんでした。この場所の欠陥はトイレの不足です。不安な方は、ここでトイレを探して下さい。探しやすいように、トイレの写真も写して置くのだった・・・

登山道の様子は・・・26- 木瓜爺撮歩18-7- 日和田山 女坂には観音様 (No.1724)

に詳しく書いたと思います。そこに出てくる鳥居と観音様です。

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ゆっくりゆっくり登って行けば、金毘羅神社のある岩床に出ます。

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ここは頂上よりも展望の良い場所です。木瓜爺はたいていここで景色を見ながらの昼食にします。

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冨士山も見えました。ただ、上の写真のようにスモッグのようなものが邪魔することもあります。

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岩場の隅に、石碑があり、右奥に金毘羅神社の社殿があります。此所のことは・・・

27- 木瓜爺撮歩18-8 日和田山・金刀比羅神社 (No.1725)

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神社の横から頂上に行けます。絶頂にあるという「寶筺塔」はこれです。

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頂上の広場には、「三角点」の石標もありました。下の写真に写っているはず・・

ここから往路を下って、巾着田の彼岸花を見て帰るのが木瓜爺のパターンですが、彼岸花のない時期には、「物見山」「北向地蔵」の方に足を伸ばしていました。途中にユガテという静かな里があったりして、魅力のある道でした。ただ、そのコースですと、3時間半程歩くので、衰えた今では、最後の滝に下る道あたりが辛いだろうなと思います。今日は、巾着田に入って、蝶々と遊んでゆきましょう。

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これで、珍百山-05 とします。

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