2015/10/19: 木瓜爺撮歩99-30 甲州高尾山 (No.2476)

木瓜爺珍百山に入れたいものの一つが、「甲州高尾山」なのですが、アプローチに難がありまして、麓の「柏尾山 大善寺」にしようかと、迷っている場所なのです。今日は、実際に歩いた「甲州高尾山」の方で、撮歩99に収録しておきます。実踏は2005/4/14と記録されています。

この山のことをまず説明しておきましょう。国土地理院の5万分の1地図の切り抜きで説明開始します。

m99-30-01 甲州高尾山new

ご覧のように、中央本線の「大日影トンネル」が貫通している山なのです。最寄り駅は「勝沼ぶどう郷」駅。登山口はいくつも有りますが、今日のコースは「大善寺」の横から上がっています。かなり長いコースです。それで、珍百山のほうは「柏尾山 大善寺」にしておこうかという意味がおわかりいただけると思います。残念なことに、この時は「大善寺」を素通りしてしまっていて、写真がありません。それで、甲州市の大善寺紹介頁から、薬師堂の写真を借用しました。薬師堂は山の中腹ですから、一応足の運動は出来るのです。

m99-30-02 柏尾山大善寺薬師堂 hi10top

薬師堂の裏をどんんどん上がると「柏尾山」というピークに達します。ここは、後の登山記録で通過しています。

この「柏尾山 大善寺」歴史のあるお寺なのです。大善寺縁起では、こう伝えています。『養老二年(AD718)僧行基が甲斐の国を 訪れたとき、勝沼の柏尾にさしかかり、日川の渓谷の大石の上で修行したところ、満願の日、夢の中に、手に葡萄を持った薬師如来が現れました。 行基はその夢を喜び、早速夢の中に現れたお姿と同じ薬師如来像を刻んで安置したのが、今日の柏尾山大善寺です。 以来、行基は薬園をつくって民衆を救い、法薬の葡萄の作り方を村人に教えたので、この地に葡萄が 栽培されるようになり、これが甲州葡萄の始まりだと 伝えられています。』

さらに、『武田信玄亡き後の勝頼は、織田、 徳川の連合軍の近代装備と物量の前に敗退し、天正十年(AD1582)三月三日、郡内の岩殿城で再興を図ろうと韮崎の新府城を出発し、途中この柏尾山大善寺で戦勝を祈願して、一夜を明かしました。 しかし、武田家再興がかなわないと見た家臣の大半は夜半に離散し、また、岩殿城主小山田信茂の裏切りに合い、勝頼主従は天目山を目指しましたが、織田、徳川の連合軍に行く手を阻まれ、ついに三月十一日、勝頼以下一族と家臣は自決し、新羅三郎義光以来五百年続いた甲斐源氏も滅亡しました。その一部始終を目撃した理慶尼が記した理慶尼記は、また武田滅亡記ともいわれ、尼の住んでいたこの大善寺に今なお大切に保管されています。』

この記事で思い出すのは、「松姫」です。Choi-Boke爺ちゃんのブログです。

20- 木瓜爺撮歩54-1  松姫物語 (No.1474)  を紹介させてください。松姫は、こちらのコースではなく、塩山の「向嶽寺」から 山道に向かったようです。

「柏尾山 大善寺」は、甲州街道旧道の脇にあるのですが、奥行きを感じません。それは、薬師堂などの本来の建物が、離れた場所にあるためでしょう。しかし、ここは、宿坊も経営しており泊まることも出来ます。電話予約が必要ですが、昼食を頂く事も可能かも知れません。昼食は「精進料理」や「ほうとう御膳」などですが、団体様対象で10人が最低限度。二人じゃ駄目なのですが、面白いのは、偶然10名様の予約が入っていると、2名の注文でも受けて貰えることがあるのです。精進料理のコースだったと思います。昼飯はともかく、見学をするなら「抹茶拝観 800円」が良いかも知れませんね。薬師堂などの拝観をして、抹茶をたてていただけるコースです。普通の拝観料は500円でした。 勝沼駅から歩いて、木瓜爺は50分ほどかかっていますが、勝沼駅からのタクシーだと5分位と云われました(もっとかかるように思いますがねえ?)。

大雑把な「大善寺」紹介を済ませましたので、山登りを始めましょう。

m99-30-03 甲州高尾山 005

甲府盆地は春霞が漂っていました。

m99-30-04 甲州高尾山 008

ここは、薬師堂への入口ですよねえ? 一旦入って行って、途中で、登山道への標識があったのかなあ? 記憶が飛んでいます。今なら間違いなく、薬師様を拝んで来よm99-30-05 甲州高尾山 009う・・と、歩いているのですが。

もう山に取り憑いていますねえ。あの立て札読みたいのですが、解像力不足です。オリジナル画像を眺めると「芭蕉翁甲斐塚」だそうです。足元の石のことらしい。

記録では、勝沼駅発 9:12 大善寺通過10;10です。そして、登山口10:12となっています。

柏尾山到着 10:56 小休止は4分。44分登りが続いたということですね。途中振り返りながら何枚か写しています。

あれは、「深澤川」を20号線が渡っている場所でしょう。  m99-30-06 甲州高尾山 010

m99-30-07 甲州高尾山 014 だいぶ、高度が上がってきました。甲州高尾山は1106m。武蔵高尾山よりずっと高いのですから・・

この山ずっと以前は、樹木が茂っていたのだそうですが、山火事が何度かあって、今は見通しのよい山になっています。m99-30-08 甲州高尾山 015

林道横断12:19 高尾山は林道を使うと、山頂を巻くように山を越えてゆけるようですが、一般車は通行禁止かも知れません、この山は、美しい野草の花があることでも有名だそうです。無事に山頂についたようです。12:35着。登山口から、2時間15分・・・やはり、80歳にはつらそうですね。「柏尾山」で停めよう。歩いている木瓜爺は70才です。

m99-30-08 甲州高尾山 018m99-30-09 甲州高尾山 020

帰りの列車は、勝沼発15:55。計画上では12:05に高尾山頂の予定でしたから、20分遅れなのです。弁当を食べて休憩。13:10出発。大滝不動に向かいます。下の写真は、記録された時刻を信じると、山頂で写したもののようです。

m99-30-10 甲州高尾山 021

甲州街道を見ているのでしょうか? 尾根を進むと、富士見台分岐と言うところで、大滝不動への下り道に入ります。もう一方は「棚横手山」とかいう山梨百名山の一つに行くとかで、そことこちらの甲州高尾山をつないで歩く事がおおいそうです。山頂以後は、別のカメラを使ったのか、デジタルの方は、大滝不動尊まで画像なしです。

m99-30-11 甲州高尾山 023

m99-30-12 甲州高尾山 024

ここに下るまでに、「展望台」があったのですが、時間を気にして寄らなかったようです。赤い建物が「不動堂」左後方が「大滝」でしょう。横にも滝がありました。これは、「前瀧」と呼ばれるようです。こちらの「大滝不動尊」ですが、山梨の林道のことを書いた記事に、こう紹介されています。『大滝不動尊は元慶4年(西暦880年)に金界坊が三光寺南堂の不動明王を移し草創したと伝えられているそうです。本堂の周囲には落差140mの男滝をはじめ、女滝、神洗滝、前滝、後滝などの滝が囲み、さらに山中には文珠堂、籠り堂、山門、金界坊堂、八郎坊堂(天狗堂)などの諸堂や雨乞い場が配され古くは修験霊場ともなっていたそうです。大滝不動尊は勝沼町にある菱山深沢林道沿いにありますが、ここまでの詳しい道筋については大滝林道のページを参照してください。』最近、仁王門なども整備されているというブログもみました。

到着14:08。 この不動尊のちょっと手前に、5台分くらいの駐車スペースがあるので、そこに車を停めて、山登りをする方も居られるようです。

m99-30-13 甲州高尾山 026 木瓜爺一息入れただけで出発14:15 。ここまでは計画書どおり、つまり20分の遅れを取り戻しているのですが・・・勝沼の駅までがながい・・・60分で行けると思っていたのですが、林道はぐにゃぐにゃ曲がって行くので距離が伸びるのですねえ・・・ところが、不動様が助けの手をさしのべて下さったらしく、「勝沼に出るなら、乗せていってあげますよ」と声を掛けて下さった方が居られまして、大感謝・・・15:18に勝沼駅まで戻ることが出来ました。あのまま歩いていたら、乗り遅れたかも知れません。早く着いたので、駅の傍をぶらぶら・・なお、勝沼駅から大滝不動尊までタクシーで行くと、20分と案内されています。タクシーで20分の所を徒歩60分で歩けるわけがない・・・何か変です。

m99-30-15 甲州高尾山 038

m99-30-14 甲州高尾山 032

「勝沼」ですから、「桃の花」や「葡萄狩り」などの時に、ちょこっと甲州高尾山に登りましたなどというブログもあります。体力さえあれば、なんと言うこともない山なのでしょう。80才老人には、タクシー利用で不動尊というのもありますよ・・ということにしておきましょう。 なお、ここを「大滝不動尊奥宮」とし、別の場所に「大滝不動尊前宮」と書いて鳥居マークがある地図もあります。これは寺ではなくて神社なのかなあ?

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