2015/10/24: 奥多摩散歩;木瓜爺撮歩92-17 峰谷にある白髭神社 (No.2481)

2015/10/21 やっと、奥多摩町を歩ける時間が出来ました。今度は「峰谷」という所までバスで入って、歩いて峰谷橋まで下って来ようというプランなのです。この「峰谷」まで行くバスが、平日ですと、奧珠恵記(?なんという変換するのだ!) 奥多摩駅発6:15、これを逃すと12:05、最終便が16:10・・・一日に3便しかない不便者です。なんとしても、初便に乗りたいので、羽村発は青梅線の下り一番電車 5:06 に乗らねばなりません。むりやり、目覚ましでたたき起こして・・いや、不思議に目覚まし時計が鳴る前に目覚めました。まだ、夜はあけていません。空は快晴ではなさそうですが、午前中くらいは保ちそうな予報です。コンビニに寄って、軽食二回分購入。

奥多摩駅に着くと、6:04発の東日原行きが待機していました。駅のトイレ側に稲荷神社があり、ちゃんと名前があるのですが、綺麗さっぱり忘れて居ます、ネットでも出て来ない! 裏文字になっているけど読めますか? 画像ソフトで裏返して読もう!

m92-17-01 F7768奥多摩駅の稲荷m92-17-01C F7768大木戸稲荷

 

「大木戸稲荷」です。ちょこっと寄りまして、今日一日の安全祈願をしてから、「峰谷」行きのバスに乗り込みました。

m92-17-00 F7769

このバス、前のガラスは綺麗なので、左の最前列、シートベルトで身体を縛り付ける席に陣取りました。見えているのは、奥多摩駅。でも、横の窓は汚れていて期待できません。乗客は3人です。定刻に出発。

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15分ほどで、奥多摩湖のダム下を通過しています。霞がかかっているわけではなくて、窓ガラスが汚いのです。ここから左に入って、奥多摩湖で客を降ろし、湖沿いに走りますが、今日のお客はおりないですねえ?

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天気は一応晴でしょうが、雲も多いです。山は降るのかも知れません。これ、カラスとトンビがバトルしかかっていたので写したのですが、写ったのかなあ?

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「峰谷橋」が見えてきました。この橋の手前で右折します。ここでやっと一人下車。ここから、正味10分位で、終点「峰谷」です。一つ手前で一人降り、最後は木瓜爺。この「峰谷」は、山からの下山道に使った事があります。「鷹巣山」からの下りで、「奧」を経由して下っています。もう一つ「七つ石」から下る道を使おうかとしたことがありましたが、結局、鴨沢の方に下りました。バスの便が悪すぎるからです。

さて、バスを降りた所に立っていた地図看板。

m92-17-05 F7780峰谷地図

現在地と書かれた場所に、左下の方からやってきました。川沿いに、右に進みます。「下りのカヤ」と書かれた所に鳥居マークが有りますね。そこに行ってみようと思っています。もっとずーっと先に「浅間神社」もあるのですが、そこは、山の上です。以前に下り道でお参りしているので、パス。ついでに書きますと、現在地の右上の方に、「花入神社」という鳥居があります。この神社のそばに、「新編武蔵風土記稿」によると「寶福寺」というお寺があるので、寺跡を尋ねてみようと思っています。

さて、鷹ノ巣山方面に進みます。あれ? バスに酔ったのかカメラがピンボケです。手ぶれ防止機構がサボっているかな?

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真っ直ぐ行くと登山道になるのですが、神社は右側の川を渡ってからさかのぼることになるようです。橋がありました。「道標」には何と書かれているのか?

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「下りのカヤ」「雨降滝」・・この「下り」も「雨降」も地名なのです。「峰谷川」の支流に「雨降川」というのがあるそうですが、多分そこに滝があるのでしょう。なんて思っていましたが、この「雨降滝」神社の先にあったようです。

先ほどの地図では「下りカヤ」の方に行けば良さそうです。

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橋を渡ったところで、お地蔵様が迎えて下さいました。お地蔵様の前には小さな「双体道祖神」?。何か、物語がありそうな地蔵様ですが、まだ分かりません。ご挨拶だけしm92-17-10 F7790て、左折。川をさかのぼります。ちょっと進むと、道巾が変わります。下るのは住宅への道路のようですから、直進。

下がった所に、白い小さな花が咲いていました。木の皮を見ると「桜系」です。m92-17-11 F7820冬桜

 

 

「冬桜」と呼ばれるものの一つでしょう。「十月桜」というのもあったと思います。ただ、花がまばらなので違うかも知れません。

m92-17-12 F7817分岐点

あれあれ? これはどちらを選べば良いのか。札が地面に置かれた理由を考えれば良かったのですが、早起きで眠気がさめない木瓜爺、右の道を直進。ところが、是が、住宅用道路だったのです。

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廃屋にぶつかってしまいました。でも、この家、「原島さん」という、旧家だったのです。この地域「原島」姓が多いのです。奥多摩の日原(鍾乳洞のある場所)の歴史を見ると『東京都奥多摩町日原は今から500年程昔に戦国の乱を避けてこの地に逃れた落武者により切り開かれた里です、新編武蔵風土記稿に(原島丹次郎友一といひしが、天正年中の乱を避けてここに来りしより)とあります、相次ぐ戦国の争いを避けて武蔵七党、丹党原島氏は故郷の武蔵国大里郡を離れ此処に移り住んだのです、当時日原は四方を険しい山に囲まれ田畑を開拓する事が困難であり主な生活の糧は山から産物と林業でした。』と説明されていますから、この辺りも、丹党原島氏の一族が居られたのでしょう。

これは間違えた、下の道の方らしい・・と、戻って、地面に置かれた札は、下の道を行けという意味だったと、悟りました。心細い道ですが、たどって行くと・・・

m92-17-14 F7798

m92-17-15 F7800

「なるほど、さっきの家が原島さんで、その屋敷神が 白髭神社なのだ・・」廃屋の直ぐ裏なのです。あとで、祭神の話を、詳しく書きます。

m92-17-16 F7801白髭神社

「カヤ」の木は隣に生えています。

m92-17-17 F7804

地上5m位の所に、穴が空いています。立て札には、地上10mのところに、モモンガの住処があると書かれていますから、もう少し上の方でしょう。下から探したのですが、よく分かりませんでした。多分下の穴は先代モモンガ(?)の廃屋でしょう。

お参りする前に、祭神を決めましょうか・・

その前に、漢字の知識から始めます。木瓜爺も調べて知ったことです。調べた事の受け売りです。

「白髭神社」「白鬚神社」「白髯神社」。「しらひげ神社」の表現にこの三種がありました。 「ひげ」という字が「鬚」「髭」「髯」と三つあるのです。どう違うのか? ちゃんと意味があるのです。①「鬚:あごひげ」 ②「髭:くちひげ」 ③「髯:ほおひげ」 これを正しく使ってくれていると、もっと分かりやすい話になるのですが、神社名に関してはごちゃごちゃになっているようです。

m92-17-18 F7806さて、「祭神」の話に移ります。「白鬚神社」の大元と見なされるのは、滋賀県高島市にある「白鬚大明神」こと「白鬚神社(しらひげ)」なのですが、ここの主祭神は「猿田彦命」です。ところが、「白鬚神社」のすべてが「猿田彦」というわけではなく、「塩土翁命(しおのおうのみこと)」を祭神としている神社があります。木瓜爺撮歩でも両方出て来ていると思います。奥多摩町境の「白髭神社」も「塩土翁命」でした。

もう一つの系統があるという説を述べておられる方が大勢いらっしゃいます。それは、「高麗郡」の「白髭神社」は「高麗若光」を祀っているという説なのです。高麗に住んだ渡来人が高麗国の王族「若光」を祀ったことに不思議はありません。それが、「高麗神社」なのですが、若光王が白い鬚を生やした方だったので、この神社は江戸時代には「白髭本宮」と呼ばれており、そこから勧請した神社を「白髭神社」としたのだそうです。高麗郡には、27社あったと云われています。ただし、現在は、高麗神社の系統も、滋賀県の「白鬚神社」に組み込まれたという話です。

九州の諫早には、武内宿禰を祀った「しらひげ神社」があるそうです。ここは、漢字だと「白髯」の筈ですが・・ネットで調べると、「白髯神社」ok 正しく使っていますね。

それで問題になるのは、奥多摩の「しろひげ」が、どこから勧請しているかなのです。「屋敷神」の場合は近隣の神社から御札を頂いて祀るという簡易方式でしょうから・・高麗かな? 原島氏の氏神がどのような形で決まったのか・・・興味がわきますね。きっと、どこかに詳しく調べて居られる方がいらっしゃるでしょう。

こだわらない木瓜爺、「白髭明神」様ということで、二礼二拍一礼。

m92-17-19 F7813

これは、下の道から見上げた写真ですが、このまま先に進んで行くと「雨降滝」がみられる場所にでたらしいのです。惜しいことをしました。

m92-17-20 F7822

また、冬桜を見ながら、峰谷バス停に戻ります。

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