2015/11/09: 高麗の鄕;木瓜爺撮歩18-10 四本木「板石塔婆」 (No.2497)

JR八高線沿線、越生、明覚、・・・のんびり歩きたいのですが、何しろこの電車、昼間の本数が少なくて、なかなか思うように出かけられません。不便になるのは「高麗川」から「高崎」の間なのです、そうか、「高麗川」ならそれ程不便ではないのだ・・「高麗川駅」基点の撮歩をはじめてみるか・・・撮歩18 というのは、巾着田や日和田山つまり西武秩父線の「高麗駅」から歩いたシリーズでしたから、この番号に入れる事にしました。

「高麗の鄕」は、江戸時代には「武州高麗郡」と呼ばれた一帯なのですが、「新編武蔵風土記稿」の「高麗郡」の説明をみると、その起源が書かれています。『高麗郡 国之中央ニアリ江戸ヨリ西北十余里ナリ』にはじまり「郡名の由来は 続日本紀によると、霊亀二(716)年 駿河甲斐相模上総下総常陸下野諸国の高麗人1799人を以て武蔵野国に遷し高麗郡におくとあれば・・・」 朝鮮半島の戦乱で、高句麗や百済の人々が日本にやってきて、「駿河」「甲斐」「相模」「上総」「下総」「常陸」「下野」などに散らばっていたのを、まとめて「武蔵国高麗郡」に押し込んだということのようです。この時、高麗郡の中心になったのが、「高麗本郷」「新堀村」「青木村」だったと書かれています。ですから、イメージ的には、この三村を「高麗の鄕」としておきましょう。ここを木瓜爺歩いて見るつもりなのです。「続日本紀(しょくにほんぎ)」というのは、平安時代の菅原道真などが書いた「日本史」です。つまり、「日本書紀」の後を書いたものですね。この本も朝日新聞版が電子ファイルで読めるらしい・・有難い世の中になりましたねえ・・こうなると、年をとっても勉強しなくちゃ損する気分・・

2015/11/05 明覚(ときがわ)まで行くには寝坊してしまったので、「高麗川」下車です。駅の前に妙なものが作られています。何かのモニュメントなのでしょう。

m18-10-01 F0697

レンズフィルターに水滴でも付いたのかな? この日持って行った地図は、だいぶ以前に300円で購入した「高麗鄕絵地図」という物です(正確な縮尺にはなって居ないので、距離を確認するための地図を別に持っています)。そこに、記されたコースを見ながら、まず「四本木 板石塔婆」という「石碑」を訪ねようと思います。

m18-10-02 F0698

線路と平行の広い路を北に向かいます。

m18-10-03 F0710

天気は良いし、のんびりあるいていると、最近はすごくスローペースになってしまうので、多少気合いを入れて出発・・・

m18-10-04 F0712

交差点に「四本木」という札が着いています。この先で、左に分岐する細道に入るらしいのですが・・・

m18-10-05 F0713

これかな? 左の路に入ります。住宅街になっているようです。

m18-10-06 F0715

m18-10-07 F0717

だいぶ成っていますね。これだけ背が高いと、もぐのも大変でしょうね。木瓜爺も10年くらい前に庭に柿を植えたはずなのですが、木そのものが消えてしまいました。計算上はそろそろ食べられるはずだったのに・・・。

m18-10-08 F0718

住宅が切れると、畑風景が眺められます。と、交差点でそれらしいものを見つけました。

m18-10-09 F0720

「阿弥陀様」の石碑と、「地蔵堂」、そして「羽黒三山」の石碑、三点セットになっています。ベンチもあります。

m18-10-11 F0724

この住所、大字原宿となっていますね。新編武蔵風土記稿にある「原宿村」なのでしょうか?この板碑に関する記録はないようです。ただ、『金剛山寶珠院廣長寺』という天台宗寺院は記録されています。しかし、寛永頃の開山となっていますので、直接の関連はなさそうです。えーと、綠泥片岩の板碑は1314年ものですか・・ほう、新編武蔵風土記稿にはないけれど、同じ頃に書かれた「武蔵野話」には絵図入りで紹介されているのですか・・

m18-10-10 F0722

m18-10-13 F0731お地蔵様は、上の方に縄の輪が掛けてあるのが見慣れない形でした。「輪飾り」というそうで、地方によってはよく使われることがあるそうです。一つ覚えました。

ベンチに腰掛けて、小休止。地図を眺めます。西に進んで、「霊巌寺」に行く事にしますが、途中の四つ辻で、南に進むと、「熊野神社」と「北向稲荷」というのがあるようです。「新編武蔵風土記稿」では、この「熊野神社」や「稲荷社」は「観音寺の持」と成っていますが、観音寺そのものはもうないように思われます。一応寄って行くことにします。

では、出発・・・このみちを山の方向に進みます。それにしても、綺麗な青空です。これが「秋晴れ」なのでしょうね。

m18-10-12 F0733

広告
カテゴリー: , 寺社, 散歩 パーマリンク

2015/11/09: 高麗の鄕;木瓜爺撮歩18-10 四本木「板石塔婆」 (No.2497) への1件のフィードバック

  1. ピンバック: 2015/11/15 木瓜爺撮歩18 「高麗の鄕」のご案内 | Choi-boke 爺ちゃん

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中