2016/05/23: 新宿の寺社;木瓜爺撮歩102-01 秋葉神社 (No.2693)

社会人になって3年、必死に働き過ぎて、燃え尽き症候群の仲間入りをしてしまった頃、気分転換に35mmカメラを持って、甲州街道を新宿から甲府まで歩いたことがありました。さすがに81才となっては無理でしょう。でも、もう一度歩いて見たい気持ちはあります。撮歩102はそういう気分のシリーズにしましょう。 羽村に住む木瓜爺にとって、もう一つ試したい江戸時代の旅行記があります。其の名を「羽邑臨視日記」と云います。これは、著者は明確ではないのですが、「玉川上水」を管理するお役人が、四ッ谷大木戸から上水を見聞しながら、羽邑(羽村のこと)にやってきて、さらに多摩川上流の日向和田あたりまで行き、帰りは立川に出て甲州街道を四ッ谷に戻ったようです。この日記の中にも、いくつかの寺社がでてきます。そういう寺社が、今どうなっているのか、見て歩きたいと思っています。これも、含めると、撮歩102は大長編になりそうですね。未完成で終わることは、当たり前・・いたって気楽です。

5月12日でした。ちょっと買物もあって、木瓜爺新宿に姿を現しました。JR新宿駅の西口改札を出て、地下鉄「丸ノ内線」に潜り込みました。しばらく乗っていないので、記憶をたどりながらです。「新宿御苑前」で下車し、地上に出て来ましたが、正直自分が地図上のどこに出てきたのかもハッキリしません。時刻は、丁度お昼。おむすびを持って来ていたので、どこかで食べよう・・・という所から始まります。新宿まで出かけていて、おむすびとは何だ、と叱られそうですが、若い方に合わせたランチを食べると、後が大変なので(血糖値など)、マイペースを崩せません。

m102-01-01 新宿F2037ビルが立ち並ぶ東京ですが、ちょっとした緑のある小公園は案外多いのです。その一つに入り込みました。「花園公園」というらしいです。前に「花園小学校」が見えて居ます。腰掛けを探す木瓜爺・・・でも、嫌な看板が目に付きます。m102-01-02 F2038

 

 

「公園内撮影禁止」です。出鼻をくじかれますね。良く読むと、テレビ、映画、雑誌とありますから、まあ大丈夫。「盗写」というのは、最近はスナップショットまで含まれてしまうようで、やっかいな言葉ですが、まあ人間が入らなければ、大丈夫だろう。ただ木瓜爺は、人間もまた風景の一要素だ、とする主義ですから、制約はつらいです。

m102-01-03 F2039

小学校の校庭です。ビルだらけの町の中の、静かな空間。人間も入っていますが、こういうのも盗写と言われるのでしょうか? ・・・この静寂の中で、おむすびが胃袋に納まりました。 自分の位置が分かりましたので、行動開始です。手持ちの地図では、「新宿御苑駅」の近くに「秋葉神社」の鳥居マークがあるのですが、先ほどの地図看板には描かれていません。広い通りに面しているのか、裏通りに面しているのか・・

裏通りを抜けて、左折し、また左折して、表通りを引き返すことにしました。裏側にはそれらしき物はありませんでした。表通りを駅の方に戻って行くと、緑の木。ここでしょう。隣の看板がピッタリですよ。字が小さくて読めませんかね・・「東京消防庁、四ッ谷消防署 新宿御苑出張所」

m102-01-04 F2042

 

「甲州街道」は「四ッ谷大木戸」から始まります。m102-01-05 F2043最初の宿場が「内藤新宿」。この「内藤」というのは「内藤大和守」に賜った土地を意味しているようです。元禄の頃までは「萱葭原」だったと「新編武蔵風土記稿」に記されています。町として整備されたのは元禄十一年のようです。『江戸浅草阿部川町の名主喜兵衛及び浅草の町人市左衛門忠右衛門嘉吉五兵衛と云者 願上て今の如く幅五間半の街道を開き・・』と、書かれていますから、幕府の力ではなく、民間の力で、開かれていったようです。「新編武蔵風土記稿」の「内藤新宿」には、神社は「稲荷社」、外に「庵」と「別當重寶院」があるだけですが、町の説明の中に『町内三所より北に折れ 麹屋横町 太宗寺横町 三光院横町等の唱えあり・・・』などと、書かれており、外にも寺社があったことを示唆しているようです。

ここに出てきた「太宗寺」は、明日訪れる予定です。

m102-01-06 F2045 「秋葉神社」は、「防火」の神様として、ここに居られるようで、隣は消防の建物。「 祭神 火之迦具土神(ヒノカグツチノカミ)・・ 住所 新宿区新宿1丁目」。社殿にかかる額は「火防守護」です。狛犬も、ちょっと変わり種です。 m102-01-07 F2047

 

 蔭で写しにくいのですが、ストロボを使って見ます。

m102-01-10 F2054

m102-01-11 F2057

 

両方に子獅子が居るのですが、特に向かって右の「阿」の子獅子が面白い。父ちゃん?m102-01-08 F2049の顎髭を咥えています。「吽」の方の子獅子も鞠を抱えて、飛び出しそうなのを、一生懸命抑えている気配。イタズラ盛りの子獅子達のようでした。神殿の中は、神棚型のようですね。「秋葉神社」の額の左右に並ぶのは、昔の火消し組の名残でしょうか? 纏の印が並んでいます。詳しく由緒をさがすと、いろいろなことが浮かんでくるような神社です。

m102-01-09 F2052

「新編武蔵風土記稿」にある「稲荷社」の所を読みましたら、『秋葉歓喜天を相殿とす』と書かれています。もしかすると、これが関係しているのかも知れませんね。後日、検討してみましょう。

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