2016/12/04: 入間市散歩;木瓜爺撮歩103-04 法栄山 東光寺 (No.2884)

氷川神社から、東光寺までは600m位でしょうか。10分位で到着します。500mm103-04-01 C_6035- 2016-11-21m103-04-02 C_6036- 2016-11-21位の所で、右に分岐する道があり、それが東光寺の前にゆきます。右手の幼稚園を過ぎた所に看板がでていました。寺の前に大きな駐車スペースがあり、「鐘楼」が見えて居ます。鐘楼の右側からは坂道、左側からも坂道ですが、最後は石段で境内に入ります。木瓜爺は正面らしき左側の方から行きます。m103-04-03 東光寺C_6038- 2016-11-21

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駐車場の隅の建物は、多分「墓地分譲」の案内所でしょう。鐘楼の左背後の大きな屋根m103-04-05 C_6041- 2016-11-21は本堂でしょうね。この東光寺にはホームページがあります。ただ、その中に一枚腑に落ちない写真がありまして・・あとで説明します。石段のある方の道の門番はお地蔵様でした。m103-04-06 C_6046- 2016-11-21反対側には、「東光寺」と彫られた石柱。坂道を上がって、石段の前まできました。m103-04-07 C_6049- 2016-11-21

右側に「六地蔵堂」が出来て居ます。この東光寺は、「新編武蔵風土記稿」にもありますが、寺の位置は変わっているかも知れません。後ほどゆっくり調べましょう。『東光寺 新義真言宗 多摩群大久野村西福寺の末 清(後で書きますが、この字「法」の間違いらしい)榮山遍照院と号す 開山印融 永正六年八月十五日示寂す 開基は瀧澤増田吉田桑田の四人にて今も四家共に村内に連綿せり 本尊不動を安す 鐘楼 銘文左の如し・・(中略)・・大日堂 山王社』

この外に関連しそうな記述がありますので、ついでに書いておきます。『薬師寺 新義真言宗村内東光寺門徒 養林山と号す 本尊薬師』この「薬師寺」が合併した記述が後で出て来ます。

『不動堂 本尊不動は立像にて長四尺許 智證大師の作なり相伝ふ 金子十郎家忠の守本尊にて 家忠戦場にのそみて敵に囲れし時 此不動を念しけれは敵自ら*崩して囲解け危き所を免かれ*去れは家忠益信仰の思をなし 武運擁*の佛とす 今に毎年二月廿八日は参詣の人殊に群かれりと云 別當威徳山明王寺は本山修験高麗郡篠井村観音堂の配下なり』*の部分は参考文献の活字がかすれていて、読み取れない部分です。この「不動堂」がどうなったのか知りたいですね、でも「東光寺」に関する調査の中では見つかりませんでした。

親寺の「大久野村西福寺」は、Choi-Boke爺ちゃんが2012年に訪れています。「秋川不動尊」と言われるお寺です。リンクしておきましょう。8月23日:木瓜爺撮歩43(北大久野川沿い)-1 登覺山西福寺

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まず、東光寺は元禄15年まで、別の場所にあったという情報です。そして。小学校に使われたことがあるという情報。「新編武蔵風土記稿」にあった「鐘楼の梵鐘」は保存されているようです。あと、「タラヨウ」の大木があるらしい。m103-04-09

「武蔵野観音霊場 第十九番」の石碑ですね。ということは、寺の本尊「不動」の他に、札所本尊の「観音様」もおられるわけです。さらに、「薬師寺」におられた「薬師様」が「薬師堂」に来られているようなのです。

石段を上がりきったところで、ザックからX20を取り出しました。パノラマ写真を作るのは、此の方が楽です。D700の35mmレンズでツナギ写真を作る事も可能なのですが、簡単な方法にしました。正面が本堂、その右は客殿か庫裡でしょう。左にあるお堂が、「薬師堂」なのです。仏様の気持ちでいえば、本堂の右に薬師堂があるということです。

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ところが、ホームページの「東光寺の歴史」という頁にある写真が、本堂に向かって右にお堂があるのです。「薬師堂」ではなくて「大日堂」かなあ? 昔のお寺の写真でしょうか? その頁に書かれていることを転記しておきます。「当時」というのは「當寺」の間違いかなあ?なので(?)を追加してあります。ただ「当山」と書かれた所も有るので、もしかすると此の文章は、過去のある時点での説明を切り貼りしたので、おかしくなってしまっているのかもしれません。

「新編武蔵風土記稿」とダブります。この文章何時書かれたものか分かりません。現代文とは思えないので、現状に当てはまらないのかもしれません。

『当時(?)創立年代は詳ならざるも過去帳によれば中興開山は、印融大和尚。聖朝第105代後柏院の御宇、永正16巳卯年8月15日寂(西紀)1519年墓碑、当山裏里の内墓地に現存す。
また、当時(?)は、当村(旧東金子村)旧幕府徳川家の臣・五味備前守領主たりしとき同氏の菩提寺たり。位牌、墓石現存す。尚、氏は延宝2甲寅年8月(西紀)1674年、梵鐘一口寄付せらる。先の第二次大戦にもこの由緒により供出を免せられ現存す。
当山は、沿革昔時は最も壮に最も儼然たりしが、寛保元年秋(西紀)1714年火災に及び、堂宇什物悉く鳥有に帰す。従って古書・記録等総てを失ひ、且住職交代多くして、事実沿革を明瞭にすること能はず。
猶東光寺の旧伽藍は、現東光寺の南方約300m小谷田地内、通称上の台に建立されあり、当時の釈迦堂稲荷祠現存す。
境内別堂 本尊 大日如来
創立年代 元禄15年(西紀)1702年
開祖賢忠法印なり。現在は薬師堂と称す。明治初期旧東金子村入律にありし薬王寺を合祀したるものなり。
従って、薬師如来をも安置す。薬王寺は昔時東光寺の別院たりし口傅あり。』

先ほど書いた「薬師寺」が合併されたことは分かりました。

ここに書かれた「五味備前守」の邸跡は村の西のほうにあると「新編武蔵風土記稿」に書かれています。「東光寺の旧伽藍が300m南に残ると書かれていますので、次の機会に確かめて見たいと思います。先ほどの写真が旧伽藍であれば、一応納得出来るのですが・・・心配しているのは、HPの写真が裏返しになっているのではないかと云うことです。

もう一つの心配は、木瓜爺が「境内別堂 大日堂」に全然気が付かなかったというオオボケをしていることです。つまり、薬師堂の方に気を取られて、反対側の奥の方を見ていなかったというへまですね。これも再確認してきます。

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まず、現在の本堂です。鐘がおかれていますね。まずは本堂にお参りします。「不動明王」でしたね。「新編武蔵風土記稿」では「清榮山」でしたが、現在は「法栄山」です。m103-04-11 C_6055- 2016-11-21

 

梵鐘の説明があり、後ろに置かれていました。m103-04-13 C_6059- 2016-11-21

m103-04-12 C_6056- 2016-11-21側面にびっしりと銘文が刻まれています。「武州高麗郡小谷田村 法榮山東光寺鐘銘・・・」あれ? 「法榮山」になっていますね。ということは、「新編武蔵風土記稿」の文字を読み違えたのか? 木瓜爺が間違えたのではなくて、手書きの原本を活字に変えた時のエラーなのでしょう。こういうのが、時々あります。

薬師堂に行きます。m103-04-14 C_6053- 2016-11-21

前に置かれて居るのが、札所の「弘法大師」と「観音様」でしょうか? 待てよ? 弘法大師がおられるのは観音霊場ではないよ? 「第四十六番」と書かれています。こりゃ分からん・・HPに助けを求めます。なにも書かれていません。では、別のサイトを探します。「当山は奥多摩新四国八十八ヶ所弘法大師霊場の第46番札所となっている 」だそうです。これが、その札所用石仏でした。向かって右の石仏は、花が邪魔して見分けられなくなりました。なんだ「薬師如来」ですね。後ろに「薬師堂」があるのですから・・・木瓜爺本当に呆けてきました。m103-04-15 薬師堂C_6061- 2016-11-21

このお堂、壁に凄い物が掛かっていますね。ちょっと分かりにくいですね。風神と雷神なのです。向かって右が雷神です。m103-04-16 C_6062- 2016-11-21

こんな所で、引き上げることにしました。大日堂の存在をチェックしなかったのが大失敗です。境内には見事な紅葉・・・m103-04-17 C_6067- 2016-11-21

ああ鐘楼の写真をX20の方で写しました。タラヨウもX20が担当したのでした。

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根回り3mということは直径1m。それ程太いとは感じません。巨樹なれしてしまったのでしょう。このタラヨウの葉に字を書いたのが「ハガキ」のはじめだという話は、根拠がないというのが、レファレンス共同データベースの見解だそうです。「語源事典にタラヨウの記載がなく、また植物事典にもタラヨウが葉書として実際に使用された例は見当たらなかった」とのことでした。

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