2017/01/28: 府中市散歩;木瓜爺撮歩96-29 (もと本宿村)八雲神社 (No.2939)

「光明院」から北に向かいます。距離にすると200m程です。八雲神社の傍に、気になっm96-29-00 F6818 八雲神社ていたこの街道の名前が出て来ましたが、その話題は明日にまとめます。左側の石垣の上に「八雲神社」の石碑を見つけました。m96-29-01 F6819 八雲神社

 

既に書きましたように、この神社の旧名は「天王社」。「牛頭天王」を祀る社でした。最近見つけた別の「八雲神社」の由来に、「牛頭天王」と「八雲神社」について素人にも分かりやすく書かれているものがありましたので、ダイジェストして紹介しておきます。『「天王様」とは、京都の八坂神社(祇園社)の神様である牛頭天王(ゴズテンノウ)で、もとはインドの祇園精舎(お釈迦様が弟子たちに説法をしたところ)の守護神で、早い時期から日本でも崇拝されました。「午頭天王」は非常に勇猛で、はじめは災いをもたらす「暴れ神」と考えられていましたが、やがて疫病(伝染病)をもたらす神を支配する神として信仰されるようになりました。暴れ神ということから、日本に渡ったのち「須佐之男命(スサノオノミコト)」と習合され、厄除けの神となります。』『この神を祀った祇園社のあった平安京では876年に疫病の大流行があり、占うと牛頭天王のたたりであったことがわかり、この悪病を払うために怨霊を鎮める祭りを盛大に行いました。これが祇園祭(天王祭)の始めです。 牛頭天王は疫病・災いよけの神として全国に祀られるようになり、各地に「天王宮」ができました。現在でも、牛頭天王をまつる神社は、京都の八坂神社(祇園社)をはじめ全国に約5、600あるといわれています。』  明治期の「神仏分離」により、一緒になっていた「午頭天王」と「須佐之男命(素戔嗚尊)」は分離し、スサノオを祀る神社は「八坂神社」「八雲神社」「素戔嗚神社」「須佐神社」などなど、沢山の名称が使われました。ここは、「八雲神社」になったわけです。いろいろな名前がありますが、総本社となると、昔の「祇園社」こと「八坂神社(京都)」になるようです。m96-29-02 F6820

ここでは、祭神は「素戔嗚尊」であるけれども、「牛頭天王」も合祀されているのだという立場を取っていることが説明されていました。m96-29-03 F6822

「新編武蔵風土記稿」の記述は、わりと簡単です。『天王社 除地二段三畝二十五歩 □の木社にして拝殿九尺に一丈二尺 石の鳥居を建 分梅にあり』 □の所の字がよく分からない字です。「猫」さんは「縄」と読んでいますが、縄では社にならないでしょうから、槐とか椎とか、何か木の種類を書いているような気がする木瓜爺です。それとも、釘無しで、縄で縛ってあったのか?m96-29-04 F6823 社殿は、拝殿のようです。あとで後ろを見に行きます。狛犬は一対。昭和生まれのようです。m96-29-06 F6824m96-29-07 F6825吽が子獅子を連れています。社殿の前に進んで参拝。額が凝っていました。m96-29-08 F6828m96-29-09 F6829

右肩に「天王宮」を入れています。m96-29-10 F6833ほう、木鼻が立派です。では、横にまわって・・m96-29-11 F6836やはり、後部に神殿の覆屋があります。横には稲荷社らしい末社もあります。覆屋の中が見えるでしょうか?m96-29-12 F6837 「天王宮」の額は見えます。m96-29-13 F6846

周辺に彫刻が施されている、なかなか立派な神殿です。「天王宮」としては、こういうのが多いですね。・・・ この神社には「天王塚古墳」という遺跡があるのだそうです。まだ発掘が行われておらず、そっとしてあるようです。・・・末社を拝みます。お稲荷さんだとすれば、「新編武蔵風土記稿」には、「光明院」持ちの稲荷が二社書かm96-29-14 F6841れています。『稲荷社 除地二畝二十歩 屋敷分の南にあり 光明院持』と『稲荷社 除地一段十八歩 小社 村内光明院の持』、外に村人持も一つあります。先ほどの説明板に書かれていたのは、こうです。m96-29-16 F6844m96-29-15 F6843

 

『境内にある稲荷神社も天王宮と同じく古くより祀られております。祭神は稲荷神(宇迦之御魂神)この祭神は、農業、穀物の神様で当分梅もほとんどの家が農業を中心とした地域であった事から祀られて来たと思われております。当社の創設年は未詳でありますが、覆屋は、平成四年九月に改築しました。』

次に行く「浅間神社」は「屋敷分村」にあります。そこに「庚申塔」もあるので、明日「陣街道」、「珍しい状態の板碑」などを、まとめて書くことにします。そのあと、「浅間神社」を書きます。

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